2010年06月02日

ハイチ:IOMとCCCMクラスター、 50万人に登録番号を配布、緩和と緊急対応メカニズムを開始

日付:6月1日
情報源:IOM(国際移住機関)

今週時点で、キャンプ調整・管理(CCCM)クラスターはハイチ政府との連携で、ポルトープランス周辺の50万人以上の避難者を登録した。

これまで、12万5000世帯、54万人(1世帯平均4.3人に基づく)にあたる150ヶ所が登録された。登録された150ヶ所のうち51ヶ所はポルトープランス市外にあるが、そのうち25ヶ所はレオガン、15ヶ所はグラン・ゴアーブ、5ヶ所はプチ・ゴアーブ、6ヶ所はジャクメルである。登録プロセスは、IOMとCCCMクラスターをパートナーとしてハイチ政府が主導し、内務省、市民保護局(DCP)を通じて行われる。また、避難者へのサービスを提供する人道団体の支援で、CCCMのもとで行われる主要活動のひとつとなる。

登録データから集まるのは、簡単な人口統計学的な情報―登録者の53%は女性、47%が男性、36%が18歳未満で8%が5歳未満の子どもといったもの―から、帰還・移転の意図に至るまで様々だ。データは、人道機関にリアルタイムな情報を提供する、CCCMの避難者追跡マトリクスに記録される。

「登録データはこれまで、食糧以外のアイテムや、新しいキャンプへの自発的移転や、家族への個別サポートなど、一連の支援を提供するための多くの立場で利用されてきました。キャンプ管理者やその他のサービス提供者は、キャンプでの活動に必要な登録データに、定期的にアクセスすることができます。『登録して一緒にハイチを復活させよう』をスローガンに、受益者は私たちのチームと登録しています。」IOMの登録関係部署を率いるVlatko Avramovski氏は言う。

登録の優先地区は、キャンプ管理団体とIOMのキャンプ管理オペレーション(CMO)部署によって特定されている。CMOは最近その活動を拡大し、キャンプごとのモバイルチームを作り、ポルトープランスの7つの自治体にある避難者コミュニティの調査に焦点を当てている。

登録プロセスの第一段階は、ポルトープランス地域の大きな地区での全避難者の登録も含め、2010年6月末までに完了すると見込まれている。

その他の小規模な地区や、ホストファミリーと暮らしている人々の登録は、2010年11月までの完了する予定である。登録の更新情報はCCCMウェブサイトで見ることができる。

IOMは、効率的に避難者のコミュニティを雇用したり、移転問題やニーズ、人道的対応に関する情報を広めるために、様々なコミュニケーションツールを採用している。例えばMINUSTAH(国連ハイチ安定化ミッション)の連続ドラマや、連載漫画や、支援スタッフを60人以上に拡大したコミュニティ動員チームを通してメッセージを伝えている。

「私たちの役割は、利用可能なベストな情報を避難している方々に伝えることであり、彼らのニーズや希望について定期的なフィードバックを求めることです」コミュニティ動員担当のJunior Aly氏は言う。

さらに、CCCMはハリケーン・シーズンへの準備にも取り組んでいる。現場での緩和の取り組み、既存のシェルターを強化するための情報を提供する支援キャンペーン、緊急対応を行うジョイント・タスク・フォースへの参加を通じて行う。

一方で、キャンプ軽減タスクフォースは、UNOCHA(国連人道問題調整事務所)が代表であり、シェルター、水・衛生、CCCM、初期の復興クラスター、その他の関連する団体が参加し、最も危険なキャンプを特定し、軽減活動を行う。

IOMのサイト評価・計画局の代表、Shaun Scales氏によると、洪水によって長期的に住むことができなくなるような場所のキャンプを「深刻な危険」と特定する。これは、差し迫った洪水の危険に加え、慢性的に水が淀んでおり、健康問題のリスクがあることを示している。

現地評価では現在、一日に6つのキャンプを見ており、(調査のためにポルトープランス地域で現在特定されている130地区のうち)これまで56ヶ所の12万1000人が調査されたが、うち6万2000人が危険にさらされており、5万4000人が深刻な危険にあるとされた。

集められた情報はパートナーと共有し、細々とした骨の折れる作業から、大規模なサイト軽減問題まで、ニーズを把握するために使われる。サイト評価に関する情報はCCCMウェブサイトで閲覧可能である。

IOMは、洪水予防活動の一環として水路清掃も指揮している。対策本部では最終的にレオガンとジャクメルの現場にも評価を拡大することを目指している。

IOMはまた、MINUSTAHとUNOCHAとともに、差し迫るハリケーン・シーズンへの準備として重大問題対応チームを結成し、即応チームの一部として、エンジニア2人に24時間スタンバイしてもらう手配を行った。「このチームは重大な出来事に対応する『眼』を現場に置こうとしている」とScales氏は言う。

IOMの事務局長William Lacy Swingは明日、ドミニカ共和国のPunta Canaで開かれるハイチの将来に関するサミットに参加する予定である。このサミットはドミニカ共和国政府が招集し、再建活動開始の先頭に立ち、ハイチと国際社会との恒久的な連帯関係を築こうとしている。
Jared Bloch
IOM Haiti

原文URL:reliefweb.int
posted by CODE at 15:55| 中・南アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。