2006年02月27日

メキシコ湾岸の子供達を励ます

12歳のDanshawn君はライトブルーのナイキのリュックを受けとった時、中に入っているものをじっと見ると笑顔がこぼれました。「クマのぬいぐるみと、文房具とラジオとトランプだ。」と言います。
先月、Mercy Corpsスタッフは中心都市であるニューオーリンズにあるJames Singleton Charter Schoolに通うDanshawn君と彼のクラスメイト数百人にこのリュックを配給しました。ハリケーンで荒らされたGulf Coastを越えたところに位置するこの学校では、この団体が年齢に適した玩具と勉強道具、その他いろいろなものが入った一万五千個ほどのリュックを配給しました。

ポートランドとシアトルのボランティアの人達によって詰められたナイキのバックはカトリーナとその余波に襲われたメキシコ湾岸地区の子供達を支援するためにMercy Corpsが行う支援活動の一部です。

子供達を励ますこのプログラムでは両親や先生、そのほか子供達に関連した仕事をしている人々に対し、ハリケーンと大洪水による子供の心の傷をどのように癒していくかという訓練や課題が与えられました。私たちは、若い人たちが感情を調べ、文化活動に参加するための支援もしています。例えばミシシッピ州にあるGulfportの舞台芸術団体に寄附をしたり、大洪水の影響で使えなくなった楽器を取り替えたり、ニューオーリンズのコミュニティーセンターや学校(Danshown君の学校を含む)で「ドラムサークル」を主催したりしています。

James Singleton Charter Schoolのほとんどの生徒はニューオーリンズを守る堤防が破壊された際、この州の半数もの世帯が4フィートの水で浸水してしまったため全てを失ってしまいました。6ヶ月経った現在でも子供達は精神的につらい時間を過ごしています。

数学の教師であるNathaniel Langはこう言いました。
「全てが初めてのこと……。」
「でも慣れたことはたくさんあります。」と。

Danshawn君は家族とテキサス州へ疎開した後、二度と故郷を見ることはできないと思っていました。しかし、戻って隣人が変わってしまったにもかかわらず11月に6年生のクラスが始まりました。「大丈夫だよ。でも昔の学校に戻ってほしいよ。」と言います。

何千も寄贈者のおかげでDanshawn君のような輝く笑顔を持ったGulf Coastの子供達は助けられました。リュックを手にして中に何が入っているか考えるのが楽しみだと言います。「ラジオはもちろん使うよ。いとこはトランプを使うだろうな。僕は課題のためにこの文房具を使うよ。」

「テディベアはどうするんだい?」

「テディベア?」と聞き返すと「飾りに枕元に置いておくつもりさ。」と言いました。

今日、あなたはDanshawn君のようなカトリーナや世界中のその他の災害のなかなか消えない余波から回復する子供達をGive for Kidsプログラムに参加することで助けることができます。月々の寄付によって、周囲の環境が崩壊されてしまった子供達を助け希望を与えたいと思います。寄付額は選ぶことができ、いつでも変更することができます。本日あなたも参加してみませんか。どうか継続したご支援をよろしくお願い致します。

原文URL: http://www.reliefweb.int
情報源: Mercy Corps

*著作権は情報源に所属します
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2006年02月20日

フィリピン−地滑り OCHA状況レポートNo.2

フィリピン−地滑り

この状況レポートは国連駐在外交官(UN Resident Coordinator's Office)、フィリピン民間防衛対策室、フィリピン国家防災センター、そしてIFRCによってOCHAに提供された情報である。

I. 状況
2006年2月17日現地時間の午前10時(02:00GMT)、南レイテ地方のSt. Bernardの町近くのGuinsaugon村(推定人口1400人)で、地滑りが発生した。同じ日の現地時間およそ午後10時(22:00GMT)にはその村で2回目の地滑りが発生した。2回目の地滑りによって、周囲11の村がさらなる被害の防止策として避難した。フィリピン地学局(The Philippine Geosciences Bureau)は、この地滑りは深度が4メートル、およそ3平方キロメートルの地域を覆ったと推測した。

現地の学校の職員と生徒250人を含む1500人がGuidsaugon村に生き埋めになっていると思われる。現在までに80人が救出され、3つの避難センターに避難している。生存者のうちつの避難センターに避難している。生存者のうち41人は、重傷で現地の病院で今も治療を受けている。19体の身元不明の遺体が現場から発見されている。

またこの地滑りによって、近隣地域に洪水をもたらす主な川の支流が塞がれてしまった。さらにその雨はその地域で24時間から48時間降り続くと予想されており、その雨によって救出活動と救援活動が困難となり、さらなる地滑りの可能性も増加するだろう。さらなる雨の予報が出されたので、Caraga地域で洪水警報も発令されている。

II 国家の対応

フィリピンの空軍と陸軍からの救助チームが昨日から捜索と復旧活動を引き受けている。政府は2機のC-130飛行機と2隻の海軍の全艦船で病院としても供給している。

社会福祉と開発省(DSWD)はすでに600所帯の食料用品を配給し、それに加えて1500所帯の食料用品を配布しさらに2500着の追加の医療用品を配給しようとしている。健康省(DOH)は116の遺体袋、石灰の粉、輸血(点滴)液、PHP210万の価値を持つ組み合わされた薬を供給してきた。10人からなるトラウマ(心的外傷)に対応するチームもまた、健康省(DOH)によって動員されている。

DPWHはSaint Bernardの町を入りやすい状態にする荷を積む機械やバックホー、ブルドーザーのような地面を整備する機械を供給した。

フィリピン赤十字は、総勢70の人員をその地域に動員した。その中には、評価チーム、保健チーム、救助犬のチーム、精神的な支援を提供したり、コミュニケーションをはかるのを助ける人が含まれています。

昨日フィリピン赤十字は100の家族にテントと300枚の毛布、5箱の水を浄化する錠剤と700の遺体袋を供給した。今日、追加で26000ポンドの医療必需品がその場所に送られた。国際赤十字社連盟は、スイスフランにして20万の緊急補助金をフィリピン赤十字に緊急支援として供給した。昨日国際赤十字社連盟はスイスフランにして200万の緊急要求を開始した。

国家の資源オペレーションセンター(NROC)はPasay市の社会福祉と発展部門によって立てられている。全てのNROCはDSWDオペレーションセンターとして、寄付の処理を促進したり、国家災害対応(NCDR)の政府機関や、他のプライベートの個人や団体を組織している。

III 国際的な対応

US海軍はその地域の2つの船を送った。マレーシアは2つの2C-130航空機が利用できるようにし、シンガポールはさがして救助するヘリコプターを供給している。

日本政府は緊急救援物資や設備を寄付することに賛成している。オーストラリア政府は、フィリピン赤十字社連盟、避難している生存者の緊急救援や、食べ物や衣類、緊急物資といった基本的なニーズを満たすことと同様、避難所やトラウマのためのカウンセリングを始め、他の支援機関が利用できる即座の支援や医学的支援のため、100万オーストラリアドルの寄付の約束をしている。

ユニセフは救急洋品や不可欠な医薬品を1万人に提供しています。UNOCHAは緊急の対応として、新たに10万ドルを追加で集めました。

国連開発計画(UNDP)は、緊急の対応として、新たに10万ドルを追加で集めました。

UNDACの6人のメンバーが市民軍の調整を含め、状況判断や対応調整などを行っている政府や国連駐在外交官(UN Resident Coordinator)、UN Country Teamを支援するために動員されています。TSFは、2人単位でUNDACチームを支援するために配置しています。

IV 最優先事項
今日その地域に展開されたフィリピンの民間防衛体制による評価の結果は明日出るだろう。その結果と現在進行中の評価の結果が、目下進行中の救助作業に、優先事項や資源の動員の基礎を形作る。

フィリピン政府は目下優先的に捜索と復旧作業と被災者への早急な支援を7つの避難センターにいる近隣の人たちの避難と同様に行っている。救援活動の効果的な調整を強調している。

救助と平行して、政府はまわりの地域や地滑りや大雨での洪水の危険性のある他の地域において災害に備える対策を強化する計画をしている。


原文URL:http://www.reliefweb.int

情報源:UNOCHA

*著作権は情報源に帰属します。
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